上野の国立科学博物館・大アマゾン展へ行って来た1
超久々に上野にある国立科学博物館へ、2015年3月14日~6月14日まで開催中の「大アマゾン展」の観覧に行ったのですが、そのメモブログです! 写真はNEX-5T、iPhone 5S、fisheye2使用して撮影しました。
「ついに冒険の時が来た!」
がキャッチフレーズの、大河アマゾンに生息している(いた)
- 翼竜・古代魚・植物・昆虫の化石
- 哺乳類の剥製
- 鳥類
- 両生類・爬虫類
- 昆虫
- アマゾンカワイルカ
- 魚類
- 菌類
- 水草
- 先住民の装飾品
- 4Kシアター
- さかなクンブース
等の化石、剥製や標本、生体展示、さかなクン自ら採取して来たピラニアの展示、スケッチが見れる展覧会です。
大アマゾン展のリーフレット、パンフです!
因みにアマゾンは「九つの国」にまたがり、大部分がブラジルに属していて、そのブラジルの国土の50%を占めているそうだ。
また、アマゾンに入植した日本の移民が不毛の地を開墾し、コーヒー、大豆等農作物の栽培により、食料供給の面でブラジルに多大な貢献を挙げたのは皆知っているのではないでしょうか。
あと、今年、2015年はブラジルと日本が国交樹立して120周年の節目に当たるそうだ。
それと、関係ないけど日本の企業が中国ではなく南米に進出してたらまた違った世界が広がってたんだろうなぁといつも思うよ。
バブル崩壊直前、リアル消防(厨房?)の1991年の12歳の頃、ゴジラvsキングギドラの映画で日本が南米等土地買占めてた的な内容今でも微かに覚えてたわ。あとキョンシーも好きだったねw
※ テンテン好きだったな。。同い年だし。(も、もしかして初恋の相手!?) 中国旅行記にも書いたっけ?w
※ ちなみにテンテン(Shadow Liu)の日本語公式ブログ! → Shadow Liuの天衣無縫
あ、どうでもいいですね、あとペルーは鳥類が世界第2位、哺乳類の種類が第3位の多さを誇り、また、世界の蝶類の5分の1が生息しているそうだ。
上野駅公園口から国立科学博物館へ向かう
えっと、記念撮影だけど、いきなり魚眼レンズで変顔さらしてすまんw どうせなら近所のにゃんこでも魚眼で撮ってうぷればよかったかw
久々にLomoのfisheye2で上野駅の公園口の風景写真を撮影してみました!
上野公園周辺の風景。時間がないのでブログ記事は適当です。
上野公園周辺の見取り図もある。この傍にあるトイレに行ったのだけど、男子トイレ外から丸見えだったんだけど、えっとここ日本だよね?
Lomoのfisheye2で撮影した公園の緑道。
この緑道を抜けて、以前となんら変化のない、SL機関車が目印の国立科学博物館に到着!
Lomoのfisheye2で撮影した国立科学博物館のSL機関車。
フィルムカメラなのである程度の撮影技術いるし、金銭的にも手軽に使えるカメラではないけど、個人的に活用していこうと思いますw
上野の国立科学博物館前に昔から展示されているSL機関車!をSONYのNEX-5Tでパノラマ撮影。
大アマゾン展へ突入!
今回も時間無いので、ブログはメモ程度で適当ですw
写真から雰囲気を楽しんでいただければと思います!
こちらが大アマゾン展のブースの見取り図です!
中国・上海から帰国して4か月目にして、超久しぶりに上野、国立科学博物館へ突入!
大アマゾン展入口付近に掲載されていた、アマゾンの成立過程を描いた簡略図。
サンタナ層の魚類化石
ブラジル北東部のセアラ州に分布するサンタナ層は、中生代魚類を代表する多様な化石を多数産出し、原始的な全骨類と、進化した原始的な真骨類の仲間とシーラカンス類から成ってるそうだ。
ここからはブログはメモ的に記載。左はメモし忘れたけど、サンタナ層の恐らく真骨類の仲間の化石。右はレピドテスの化石。
左はネオプロサイネテス、右はイエマンジャの化石。
サンタナ層の魚類化石、クラドキクルスとアクセルロッドイクチス。
こちらはアンハングエラという翼竜の化石。未だに翼竜らしきUMAが目撃されてるけど真相はいかに!?
クラト層の植物化石
白亜紀の中頃、約1億1000万年前のクラト層は淡い褐色の石灰岩からなる湖成層で、植物化石はゲーサイトという鉱物に覆われ、暗褐色を呈していると説明書きに書かれてました。
この地層からは70種類以上の植物化石が見つかっており、約6割が裸子植物、約3割を被子植物が占めているそうだ。 個人的に70種類という数字が少なく感じるけどどうよ?
クラト層の植物化石、スフェノプテリス。
クラト層の植物化石の展示。ドイツのランクフルトにあるゼンケンベルグ自然博物館に行った時以来の化石鑑賞になったけど、展示が少なかった・・。
まぁ化石が大アマゾン展の主旨じゃないから当然だけどね。。右はマオウ科の一種の化石と説明書きにあります。
クラト層の植物化石、グネツム類の一種と類縁不明の裸子植物の化石の展示。
クラト層の植物化石、チェカノフスキアと被子植物の一種の化石。えっと、リア充が来客が少ない平日に来たので、じっくり観察する事が出来ましたw
クラト層のクモ・昆虫化石
白亜紀の中頃、約1億1000万年前のクラト層は陸生節足動物相の基礎が築かれた時代で、資料が乏しいと説明書きにありました。
ってか昔はよく昆虫素手で捕まえてたけど、今はそんな機会と場所ないですなぁ。。
クラト層のクモ、昆虫の化石、ムカシヤセサソリとドヨウグモ亜科の一種の化石。
トンボ亜目の一種とアミメカゲロウ目の一種の化石。ジュラ紀のトンボより小さいですな。
こちらはタマムシ科の一種の化石。そういえば過去は現在と重力が違った説思い出して調べたら、いまだに水掛け論的な議論がなされてるんですねw
アマゾンの哺乳類@南米で多様化したサル・ネズミ類
アマゾン地域には3タイプに類別出来る約420種類の哺乳類が分布しているそうで、簡単に記載すると
- 南米大陸が独立した時代
オーストラリア大陸を多様化の地とする有袋類と南米に起源する異節類 - 南米が独立していた時代
何らかの要因でこの大陸に渡来した物で霊長目(新世界猿)はすべて含まれる - 300万年前に北米大陸と連結した時代
ユーラシア大陸、北米大陸で多様化した食肉目、有蹄類等
の3タイプに分類出来るそうです。
え、どうでもいいですか?
美味しいか美味しくないかが重要ですかそうですか。観覧している人達の中にアマゾンの動物の味について語ってた人達が何組かいましたよw
大アマゾン展の風景。右はアマゾンと呼ばれる地域の範囲。昔探検小説好きだったけど、ここには書かれてないマット・グロッソ高原と、ムー大陸説で有名なチャーチワードを思い出したわ。
南米のピグミーマーモセットとエンペラータマリンの剥製の展示。
南米で多様化したサル・ネズミ類の展示、右はマンクサキとアカウアカリの剥製。
クロホエザルの剥製。これはよくTVに出てくるので分かったけど、剥製だけど実物見るとでかくて怖い。 右は広鼻猿類と狭鼻猿類の頭骨。
フンボルトウーリーモンキーとカオグロクモザルの剥製の展示。
誰でも名前くらいは知っているであろうドイツの学者、フンボルトが発見したのかどうか、軽く日本語で調べただけでは情報出て来ず。
南米で多様化したネズミ類の剥製。右はパカラナ。
こちらはよくTVに出てくるカピバラの剥製。右はペットとして人気があるらしいデグー。
アマゾンの哺乳類@アマゾン起源のアリクイ・ナマケモノ・アルマジロ
有毛目(ナマケモノ・アリクイ)と被甲目(アルマジロ)は異節類と呼ばれ、南米大陸を象徴する哺乳類で、異節類は腰椎に過剰な突起を持っているのが顕著な特徴と説明書きにあった。
いずれの目も現生のものは多様度が低く、有毛目の内、ナマケモノ類は2科6種、アリクイは2科4種、被甲目は1科のみだそうだ。
アマゾンの哺乳類、アマゾン起源のオオアリクイとナマケモノの映像。
アマゾン起源の哺乳類、ナマケモノ3種とミナミコアリクイの剥製。
オオアリクイの剥製。
中米~南米まで幅広く分布していると説明書きにあるノドチャミユビナマケモノと、頸椎の数が他の哺乳類と違い、6個しかないホフマンナマケモノの剥製。
こちらも誰もが知っているであろう、アルマジロの映像と、3種類の剥製の展示。
アマゾン起源のアルマジロ、ココノオビアルマジロとオオアルマジロの剥製。
オオアルマジロの鋭い爪と堅い鱗。えっとアルマジロの味について語ってた人がいたので、調べたら、確かに美味らしいw
ってか調べて下さい。これだけじゃなくて色々な動物食した体験談書かれたブログ出て来ますw
僕は如何に自分が物知らずで人としての経験値、レベルが不足しているか自覚しましたょw
こちらはオオアリクイの骨格標本とアルマジロの骨格標本。
アマゾンの哺乳類@アマゾンに進出した哺乳類
アマゾン地域には、上述の南米・北米両大陸が連結した後に地上を移動して来た、食肉目(クマ科・ネコ科・イヌ科・アライグマ科)、奇蹄目(バク科)、偶蹄目(ペッカリー科・ラクダ科・シカ科)といった陸生哺乳類が生息していると、説明書きにありました。
アメリカバクとピューマの剥製。
ジャガーの剥製。リアカー引いて世界を旅していた人がジャガーの生息地域通ろうとして、現地人に止めるべきだと言われていたTV番組思い出した。
細い足が印象的だったタテガミオオカミの剥製もあった。
ハイイロギツネとキンカジューの剥製の展示。
アカハナグマとグリソンの剥製。
グリソンじゃないけどビーバーに襲われて亡くなった人いたけど、見た目と大きさで野生動物をなめてはいけないですな。。(検索すれば動画も出て来ますよ!)
アマゾンの鳥類@コンゴウインコの仲間
インコは世界中の熱帯域とその周辺で見られるが、南米のインコ類は特に多様化が著しく、30属150種類もいるそうで、その中で3属17種がコンゴウインコと呼ばれると記載があった。
コンゴウインコの仲間4種の剥製。アマゾン川流域が発祥の地とされ、アマゾンを象徴する鳥で、大きな嘴でヤシの堅い実を噛み砕く事が出来るそうだ。
TVでも馴染のコンゴウインコとコンゴウインコの仲間の剥製展示の様子。鷲がかわいく見えるわw
アマゾンの鳥類@アマゾン特有の鳥
アマゾンの鳥たちはまず色鮮やかさが目立つが、それは熱帯雨林の鳥たちに共通の特徴で、日本と共通するキツツキ科、フクロウ科等の馴染み深い種もいる的な説明書きがありました。
ミツドリの仲間とハゲガオホウカンチョウの剥製展示。
アマゾン特有の鳥ブース周辺の展示風景。右はジャノメドリ。1科1目の珍しい鳥と説明書きにあり。
アマゾン特有の鳥、ラッパチョウとカンムリノガンモドキの剥製展示。
ヒムネオオハシとシロムネオオハシ。これもよくTVに出てくる鳥ですね。
剥製だけど実物観ると、当然だけど実際の大きさと雰囲気がよく伝わり、画像で見るよりインパクトが断然強かったです。
クロコンドルと筋肉隆々なトキイロコンドルの展示。共に腐肉食性動物で死肉を漁る怖い奴ですw 因みに単にコンドルというと、アンデスコンドルを指すそうだ。
ヒメオウギワシとクビワヤマセミ。アマゾンの他の鳥と比べると地味ですな。。
チドリ目のナンベイレンカクと色鮮やかなペリカン目のショウジョウトキの剥製。
アカハシリュウキュウガモとシロガオリュウキュウガモの剥製展示。
ヒロハシサギとクロエリセイタカシギの剥製展示。
レアというダチョウ目レア科の大型鳥類の剥製。右はその他小型の蝶類の剥製展示のブース。
ハゲクビカザリドリと綺麗な色のルリミツドリの展示。
その他のアマゾンの鳥類の剥製展示。まぁ剥製の説明書きの「学名」でググれば結構動画が上がってましたw
因みにこれらは山口 吉彦さんのコレクションだと書かれてた。(彼の詳細はググってね!)
アマゾンの爬虫類・両生類@アマゾンの爬虫類
アマゾン川流域では450種以上の爬虫類と、1000種以上のカエル類(両生類)が知られているが、これらは爬虫両生類動物相の極一部のようで、毎年多くの新種が発見されており、特に爬虫類は樹上性に適応した種が多くみられるとの説明書に書かれてました。
ガーデンツリーボアとナンベイガラガラヘビ。あ、時間無いのでブログ記事は適当ですw
よくTVで出てくるエメラルドツリーボアとキイロアナコンダの展示。
有名なオオアナコンダの頭骨というか全身骨格と、剥製の展示。
オオアナコンダの全身骨格と、剥製の全体像。でかい!蛇の味語ってた人いたけど、そういえば僕も中国で食べた事あるわw
※ 2005年の中国旅行記に掲載してます。あの頃からもう10年も経ったんだなぁ・・。
メガネカイマンとアマゾンの爬虫類、テグーの展示。
アマゾンの爬虫類・両生類@アマゾンのカエルたち
大河アマゾンに生息するカエル類は意外と小型のものが多く、また、川にすら依存せずに生活するものが多く、中南米固有のヤドクガエル類は大型種でも6㎝程の大きさしかないそうだ。
アマゾンのカエルたち、ピパとベルツノガエル、そしてアイゾメヤドクガエルの展示。
キオビヤドクガエルとベネティクトヤドクガエル。ヤドクガエル類は有名なので名前くらいは誰でも知ってますよね。
先住民はこれらのカエルを刺激して毒を採取し、また森に返すと映像で紹介されていました。
2へ続く! → 上野の国立科学博物館・大アマゾン展へ行って来た2