Raspberry Pi Zero Wにカメラ(Camera V2.1)を接続して適当にテスト撮影
ずばり、Raspberry Pi Zero WにSONY製センサーを搭載した800万画素のCamera V2.1(カメラ)を接続して適当にテスト撮影して適当に動画にまとめたのですが、その補足、メモ的なブログです。
※ 時間無いのでいつも通りの適当なメモブログですw
因みにカメラはマウンタ付きのStandard版をPimoroniのサイトで購入しました。他にも色々なデバイス、パーツが売られているので要チェックです!
こちらはYoutubeです。
何はともあれRaspberry Pi Zero Wとカメラを接続する編
これが届いたStandard版のカメラモジュールですが、FHDの動画撮影も出来るし、スローモーション撮影も出来るのです♪
詳細はこちら! → Raspberry Pi Camera v2.1 with mount
カメラとフラットケーブルは取り外しが可能です。
通常のRaspberry PiとZeroではコネクタの太さが違うので、別途Zero用のフラットケーブルを購入するか、公式のZero専用ケースについてくるケーブルに変える必要があります。
フラットケーブルは接続部分を緩めて引っ張れば簡単に取り外しが出来ます。
手前の短いケーブルが公式のZero用ケースについて来た物で、真ん中が別途購入したZero用のフラットケーブル、右がカメラモジュール付属のケーブルです。
カメラとマウンタを取り付けたらこんな感じです。フラットケーブルは横に曲げれず取り回しが少々不便ですので、利用にあたって設置方法を工夫する必要がありますね。
とりあえず公式のZero用ケースについて来た短いフラットケーブルを利用する事にしましたが、ケーブルはケースの下から出す事も出来るし、上部に穴が開いた蓋も付属していたので、カメラ機能メインに使うなら、それを使った方がいいと思います。
※ フラットケーブルは横の力に弱くて簡単に千切れるので、蓋の中に閉じ込めた方が無難でしょ~。
まぁこんな感じでRaspberry Pi Zero Wへのカメラモジュール取り付け作業は完了です♪
Raspberry PiでCamera(カメラ)が使えるように設定&試し撮り編
GUIで操作するならば、画像の通り「カメラを有効」にして再起動するだけで使えるようになります。
下記、手順をメモ書き。
- 画面左上のアイコンクリック
- Raspbianの設定クリック
- インターフェイスタブをクリック
- カメラを有効
- 再起動
再起動したら、下記コマンドをターミナルに入力してカメラモジュールがRaspberry Pi Zero Wに認識されてるかチェック。
// 「detected = 1」の表示でカメラがRaspberry Pi Zero Wで検出されている事を確認出来ます。
vcgencmd get_camera
因みに「vcgencmd」コマンドのヘルプ(vcgencmd –help)で、他に利用出来るコマンドが確認出来ます。
※ カメラとは関係ないけど、例えばCPU、温度は下記コマンドで測れます。
// Raspberry Piの温度が表示されます。
vcgencmd measure_temp
// CPUのクロック周波数が測れます。
vcgencmd measure_clock arm
さて、アプリなどインストールしない状態でカメラを使って写真と動画のテスト撮影をしてみます。
ターミナルで、画像は「raspistill」、動画は「raspivid」コマンドを使って撮影出来ます。
それぞれ「–help」オプションを指定すると、使えるオプションと説明が表示されます。ISOや画質、保存先の指定、エフェクト、ホワイトバランス等結構細かく指定出来ます。
// 例です
// -qでクオリティ指定、-ifxでエフェクト指定、-oで出力先&ファイル名指定
// この場合、クオリティを最高、フィルムエフェクト使用、画像フォルダにfilm.jpgで出力
raspistill -q 100 -ifx film -o 画像/film.jpg
これは「cartoon」エフェクトを使ってテスト撮影した例ですが、シンプルに下記コマンドで撮影しました。
raspistill -ifx cartoon -o 画像/cartoon.jpg
これは動画を出力する際の設定例。コマンドが「raspistill」から「raspivid」に変わっただけで、ISOやフィルタ類など設定出来る項目は大体共通しています。
このテスト撮影では下記コマンドで出力しています。
// -t で時間指定、7000ミリ秒(7秒)を指定してます。
// -b でビットレートを指定、10000000bps(10Mbps)を指定してます。
// -fps でフレームレートを指定、29.7を指定してます。
// -o でビデオフォルダにtest_movie.h264ファイルを出力してます。
raspivid -t 7000 -b 10000000 -fps 29.7 -o ビデオ/test_movie.h264
因みに時間は指定しなければ5秒で撮影停止、解像度はデフォルトでFHDで撮影されます。また、.h264形式で出力出来ます。詳細は動画見てね! ってか自分で試してね!
デフォルトでタイムラプス撮影(インバータル撮影の事ね)の機能もあるし、定点観測や監視カメラになるソフトウェア等もダウンロードして利用出来るので、楽しく、かつ、実用的に使えるカメラだと思います♪ でゎでゎ。